ゴルファー必見!ストレッチとゴルフスイングの関係性を現役トレーナーが徹底解説

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ストレッチとゴルフスイングの関係性とは?

ゴルフをするときに、ストレッチは必要ですか?答えは、もちろん必要です。ストレッチをすることで、ゴルフスイングに必要な柔軟性を高めることができます。柔軟性が高いと、スイングの幅や速度が増し、飛距離や精度にも影響します。また、ストレッチはケガの予防や疲労の回復にも効果的です。

では、どのようなストレッチをすればよいのでしょうか?この記事では、ゴルフスイングに必要な柔軟性と、それを高めるための簡単ストレッチ法を【首,肩】以下にご紹介します。

ゴルフスイングに必要な柔軟性とは?

  1. 胸椎の柔軟性を高めるストレッチは、ゴルフスイングは、上半身と下半身の連動した回旋運動です。そのため、胸椎(背中の真ん中あたり)や股関節(骨盤と足の付け根)の回旋能力が重要になります。また、肩甲骨(肩から背中にかけての骨)周りの筋肉も柔らかくしておく必要があります。
  2. 股関節の柔軟性を高めるストレッチは、胸椎や股関節が硬いと、スイングの幅が狭くなり、ヘッドスピードが落ちます。また、手や腕で無理にクラブを振ろうとする癖がつきやすくなります。これは、ミスショットやケガの原因にもなります。
  3. 肩甲骨周りの柔軟性を高めるストレッチは、 肩甲骨周りが硬いと、手を後ろに回すことができません。これは、バックスイングやフォロースルーでクラブをプレーンに乗せることが難しくなります。また、肩や首に負担がかかりやすくなります。
  4. ゴルフスイングに必要な柔軟性とは?
    ゴルフスイングは、上半身と下半身の連動した回旋運動です。そのため、胸椎(背中の真ん中あたり)や股関節(骨盤と足の付け根)の回旋能力が重要になります。また、肩甲骨(肩から背中にかけての骨)周りの筋肉も柔らかくしておく必要があります。
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👆これらの柔軟性は、年齢や生活習慣によって低下してしまいます。しかし、適切なストレッチを行うことで改善することが可能です。次からは、それぞれの部位の柔軟性を高めるためのストレッチ法を紹介します。

ストレッチには、大きく分けて二つの種類があります。一つは、筋肉を伸ばしてから緩める動的ストレッチです。もう一つは、筋肉を伸ばした状態で静止する静的ストレッチです。動的ストレッチは、筋肉を温めて活性化させる効果があります。静的ストレッチは、筋肉を伸ばして柔軟性を高める効果があります。

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ゴルフ場に行く前の(簡単&お手軽)ウォーミングアップストレッチはこれ!!

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まず、首のストレッチです。首はゴルフスイングの際に大きく回転する部位なので、しっかりとほぐしておきましょう。簡単!首のストレッチの方法は以下の通りです。

  • まっすぐ前を向いた状態から、右耳を右肩に近づけるように首を傾けます。左手は背中に回して右肩に置きます。このとき、左肩は下げたままにします。
  • 右耳と右肩の間に適度な伸びを感じたら、10秒間キープします。
  • 同じように左耳を左肩に近づけるように首を傾けます。右手は背中に回して左肩に置きます。このとき、右肩は下げたままにします。
  • 左耳と左肩の間に適度な伸びを感じたら、10秒間キープします。
  • 次に、首を右側に回します。顔は真横を向くようにします。左手は背中に回して右肩に置きます。このとき、左肩は下げたままにします。
  • 右側の首の筋肉に適度な伸びを感じたら、10秒間キープします。
  • 同じように首を左側に回します。顔は真横を向くようにします。右手は背中に回して左肩に置きます。このとき、右肩は下げたままにします。
  • 左側の首の筋肉に適度な伸びを感じたら、10秒間キープします。
  • 最後に、首を前方に倒します。顎は胸に近づけるようにします。両手は後頭部に置いて軽く押さえます。
  • 前方の首の筋肉に適度な伸びを感じたら、10秒間キープします。
  • 👆以上が首のストレッチです。

次は☟肩のストレッチです。肩が硬いと、スイングの幅が狭くなり、飛距離や方向性に影響します。また、肩を無理に回すと、肩関節や筋肉に負担がかかり、怪我の原因にもなります。そこで、今回は肩のストレッチ方法をご紹介します。肩のストレッチは、以下の3つの方法がおすすめです。

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赤色部分(肩甲骨)
  1. 肩甲骨を動かすストレッチ
    まず、背筋を伸ばして立ちます。次に、両手を前に伸ばして組。そのまま両手を前に押し出すようにして、背中を丸めます。この時、肩甲骨が離れるように意識してください。10秒ほどキープしたら、両手を後ろに回して組みます。そのまま両手を後ろに引くようにして、胸を張ります。この時、肩甲骨が寄るように意識してください。10秒ほどキープしたら、元の姿勢に戻します。これを5回ほど繰り返します。
  2. 肩関節を回すストレッチ
    このストレッチは、肩関節の可動域を広げることで、スイングの幅やスピードを向上させます。やり方は以下の通りです。まず、背筋を伸ばして立ちます。次に、右手を横に伸ばして水平にします。そのまま右手を前から後ろに大きく回します。この時、右手は水平に保ち、右肩は動かさないようにします。右手が一周したら、反対方向に回します。これを10回ほど繰り返したら、左手も同様に行います。
  3. 肩甲上筋を伸ばすストレッチ
    このストレッチは、肩甲上筋という肩と首の間にある筋肉を伸ばすことで、首や肩のコリや痛みを和らげます。やり方は以下の通りです。まず、背筋を伸ばして立ちます。次に、右手で頭の左側を押さえて、頭を右側に傾けます。この時、左耳が左肩に近づくように感じるようにします。15秒ほどキープしたら、反対側も同様に行います。

まとめ:

  • ストレッチがゴルフスイングに与える影響
    ゴルフスイングは、全身の筋肉や関節を使う複雑な動作です。そのため、ストレッチはゴルフスイングに大きな影響を与えます。具体的には、以下のようなメリットがあります。
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  • ストレッチで筋肉や関節をほぐすことで、スイング時の動きやすさやスピードが向上します。
  • ストレッチで筋肉や関節の可動域を広げることで、スイング幅や角度が増えて飛距離や方向性が向上します。
  • ストレッチで姿勢やバランスを整えることで、スイング時の安定感やリズムが向上します。
  • ストレッチで血流やリンパの流れを改善することで、筋肉の酸素供給や老廃物排出が促進されて疲労回復やケガ予防に役立ちます。

逆に、ストレッチをしないと、以下のようなデメリットがあります。
ゴルフスイングは、体全体の筋肉を使って行う動作です。そのため、ストレッチを行わないと、筋肉が硬くなり、スイングのスピードや角度に影響が出てしまいます。ストレッチを行わないデメリットは以下のようになります。

  • スイングの軌道が乱れる
    • 筋肉が硬くなると、スイングの軌道が乱れやすくなります。軌道が乱れると、ボールの飛距離や方向性に悪影響が出ます。また、軌道が乱れると、クラブのフェース角やロフト角も変わってしまい、ボールのスピンや高さにも影響が出ます。
  • スイングのスピードが落ちる
    • 筋肉が硬くなると、スイングのスピードが落ちやすくなります。スイングのスピードが落ちると、ボールの飛距離や方向性に悪影響が出ます。また、スイングのスピードが落ちると、クラブのヘッドスピードやインパクト時の力も減ってしまい、ボールの反発力や弾道にも影響が出ます。
  • 筋肉や関節に負担がかかる
    • 筋肉が硬くなると、筋肉や関節に負担がかかりやすくなります。負担がかかると、痛みや炎症を引き起こす可能性があります。また、負担がかかると、筋肉や関節の動きが制限され、スイングの自由度や柔軟性にも影響が出ます。
  • 姿勢やバランスが崩れる
    • 筋肉が硬くなると、姿勢やバランスが崩れやすくなります。姿勢やバランスが崩れると、スイングの安定性や一貫性に悪影響が出ます。また、姿勢やバランスが崩れると、体重移動や回転力も低下してしまい、ボールの飛距離や方向性にも影響が出ます。
  • 疲労感やコンディションの低下
    • 筋肉が硬くなると、疲労感やコンディションの低下を招きやすくなります。疲労感やコンディションの低下は、集中力や判断力にも影響します。また、疲労感やコンディションの低下は、ゴルフ以外の日常生活にも悪影響を及ぼします。

以上のように、ストレッチを行わないと、ゴルフスイングに多くのデメリットが生じます。ストレッチはゴルフスイングに欠かせない要素です。ストレッチを行うことで、筋肉を柔らかくし、スイングの質を高めることができます。ストレッチはゴルフ前だけでなく、ゴルフ後や日常生活でも行うことをお薦めします。